「やりたいことが見つからない」人が幸せに自分らしく生きられる方法とは?

キャリアコラム

自分らしいキャリアを考える前に、働き方の未来を知る

「自分らしいキャリア」の軸を知ることは重要ですが、今後の働き方がどうなっていくのかについても触れてみたいと思います。

もうご存知の方も多いですが、今後の働き方に最も大きなインパクトを残すと考えられているのが、テクノロジーの普及(特に人工知能(AI)やロボット)です。

少子高齢化の時代に突入した日本では、企業がAIを始めとするテクノロジーの力を借りて労働力減少をカバーしていくでしょう。

また、AIの発展や導入は想像以上に進んでおり、単純作業以上にスキルが求められるタスクもカバーされ始めている状況です。以下、コカコーラ社の事例をご覧ください。

事例:SNS投稿画像による商品利用実態の解析(ブレインパッド社)

コカコーラ社の事例

一般ユーザ・消費者が投稿したSNS画像から、画像認識技術を利用して自社の商品が写っている画像のみを判別して抽出。自社商品と一緒に撮影されている背景・物体・人物についても解析することで、商品の利用実態を把握し需要予測に関する知見を獲得。分析や予測の精度向上や、分析における工数削減に成功。

*参照:http://www.brainpad.co.jp/news/2018/02/13/7079

経営者目線で言えば、同じ仕事を任せるのであれば、24時間365日働いてくれ、残業代がかからず、人間関係の問題も起こさず、効率的に作業を完了してくれるAIに仕事を任せたくなる経営陣が増えてくるのは、ごく自然な流れとなりそうです。

「テクノロジーを考慮しないキャリアデザイン」で起こりうる問題とは?

AIをはじめとするテクノロジーを考慮しないでキャリアを設計していくと、今やっている仕事が減って収入が減ったり、最悪の場合仕事自体が無くなる可能性もあります。今の仕事をこのまま続けられるのかどうか、考慮しておくに越したことはありません。

以下、あくまで一例ですが、テクノロジーで代替されやすい仕事と、されにくい仕事を挙げます。

テクノロジーで代替されやすい仕事の一例

一般事務員、医療事務員、 受付係、会計監査、銀行窓口係、経理事務、 人事系全般、 新聞配達員、 診療情報管理士、 タクシー/バス/電車運転手、銀行融資担当者、不動産仲介業者、保険担当者、電話オペレーター、ネイリスト、パラリーガル(弁護士助手)、ホテル受付、データ入力者、カスタマーサポート、など

*参考

日本の労働人口の49%が人工知能やロボット等で代替可能に」(野村総研)

消える仕事、無くなる仕事」(オックスフォード大・オズボーン准教授)

テクノロジーで代替されにくい仕事の一例

  • クリエイティブ系アートディレクター、アロマセラピスト、インテリアコーディネーター、 インテリアデザイナー、グラフィックデザイナー、ゲームクリエーター、工業デザイナー、広告ディレクター、コピーライター、作詞家、 作曲家、シナリオライター、ジュエリーデザイナー、声楽家、ディスクジョッキー、 ディスプレイデザイナー、ファッションデザイナー、フラワーデザイナー、マンガ家、 ミュージシャン全般、メイクアップアーティスト、など
  • メディア・エンターテインメント系:アナウンサー、映画カメラマン、映画監督、雑誌編集者、芸能マネージャー、テレビカメラマン、 テレビタレント・俳優、 舞台演出家、 舞台美術家、ライター、プロデューサー、放送記者、 放送ディレクター、 報道カメラマン、など
  • コンサルティング・カウンセリング系:教育カウンセラー、経営コンサルタント、キャリアカウンセラー、産業カウンセラー、心理カウンセラー、など
  • 専門家系:医者全般、エコノミスト、学者、教員・教授全般、介護士&ケアマネージャー、言語聴覚士、国際協力専門家、柔道整復師、助産師、スポーツインストラクター、 スポーツライター、スタイリスト・美容師 、 ソムリエ、中小企業診断士、はり師・きゅう師、評論家、フードコーディネーター、保育士、マーケティング・リサーチャー、理学療法士、料理研究家、など
  • 経営者全般

上記のうち、「代替されやすい仕事」と「代替されにくい仕事」を眺めてみて、どちらがワクワクしましたか?

今後のキャリアデザインにおいて、テクノロジーを考慮した上で、ご自身がワクワクするようなクリエイティブな仕事、専門性や強みを活かせる仕事に就くことは、非常に重要であると考えています。また、それができなければ、時代の大きな変化に飲み込まれ、キャリアの修復が難しい「手遅れ」の状態になってしまう可能性が高いとも言えます。